ニュース カリーナ・リアン、映画『ストリートファイター』で春麗役に決定

カリーナ・リアン、映画『ストリートファイター』で春麗役に決定

著者 : Mila アップデート : Oct 05,2025

レジェンダリー・ピクチャーズの近々公開予定の実写版『ストリートファイター』映画について、新興女優カリーナ・リアンが伝説の戦士・春麗(チュンリー)役に起用されたと新たな報道が伝えた。

デッドライン誌によると、同女優はこの重要なヒロイン役への正式契約を完了。2026年3月20日の公開に向け急ピッチで進む本作の製作が、また一つ大きな前進を遂げたことになる。

リアンは2022年シリーズ『Tell Me Everything』で演技デビュー後、『ファウンデーション』(2023年)、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『Presence』とJ・C・リー監督の『Bad Genius』(ともに2024年公開)の2本の高評価作に出演。

Callina Liang in Presence

『Presence』で存在感を放つカリーナ・リアン(撮影:ピーター・アンドリュース)

全世界の観客に春麗の闘志を体現する本作は、リアンにとってメインストリーム映画界への飛躍の機会となる。共演には既発表のアンドリュー・コジ、ノア・センティネオ、ジェイソン・モモア、ロマン・レインズ、オービル・ペックらが名を連ねるが、他の有名戦士たちのキャスティング詳細はまだ明らかにされていない。

カプコンとレジェンダリーが2023年4月に実写化を発表した当初、『Talk to Me』のダニー&マイケル・フィリップー兄弟が監督に予定されていた。しかしハリウッド・リポーター誌によると、1年後に兄弟がスケジュールの衝突を理由に降板したため、この有望なクリエイティブ・パートナーシズムは解消された。

製作陣はこの挫折を乗り越え、今春2026年の公開時期を再確認するとともに、『The Eric Andre Show』や『Twisted Metal』で知られる経験豊富なコメディ監督・桜井ケタオを新たに迎え入れた。武闘叙事詩のキャストがさらに拡充される中、企画はフルスピードで進行中だ。

春麗役のリアンの演技や物語の方向性についての詳細は、公開日が近づくにつれて明らかになる予定。関連ニュースとして、カプコンは今月初めに発売の『ストリートファイター6』の世界累計販売本数が500万本を突破したことを発表している。